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第二亀戸中学校にて「職業の話」をしました
PTA活動
March 04,2022
以前、セミナーなどでの当職のアホな話しぶりを気に入ってくださった江東区内のPTAの方がおり、その方が江東区第二亀戸中学校に当職を紹介し、結果、校長先生様から「中学2年生相手に弁護士の仕事や、社会における職業の話をして欲しい」と依頼を受け、2月18日、中学2年生の5時間目の時間をお借りして「職業の話」をしてきました。
しかし、これまで、企業の方や社会人相手にセミナーをしたことはありますが、中学2年生を集めて話をしたことはありませんし、記憶でも、中学生時代に校長先生や外部の方の話を聞いて「おもしれ~」と思ったことはありませんし、正直、何話そうか、かなり迷っておりました。
悩んで錯綜し迷走し瞑想した結果、「職業体験」などは、キッザニアなどに行けば幾らでも経験できるし、「弁護士の仕事」についてはドラマなどでイメージしてもらえばわかるので、今回は、
・ 中学生とっては、まだ見知らぬ、名前も知らない職業が多くあること、
・ 学校の授業や、ネット、様々な体験を通じ、これらの想像もしていなかった職業を知ることが大切、
・ 将来、どの職業に就くことを目標とすることよりも、とにかく様々な職業を知ることが大切、
といったことを熱弁してきました。
思えば、中学生時代は、病院と言えば医者と看護師しか知らなかったし、空港と言えばパイロットとキャビンアテンダントくらいしか知りませんでした。
しかし、今となっては、レントゲン技師、理学療法士、臨床工学士、管理栄養士、地域連携担当、管制塔の管制官、グランドハンドリング、ディスパッチャー、入国審査官など、様々な職業があることを知っています。
音楽が好きなら、「歌手」という職業以外にも、音自体や音響システムをつくる人、楽曲をプロモートする人、著作権の管理をする人など様々な職業があること、映画が好きなら、俳優、監督、カメラマンという誰でも思いつく職業のほかに、編集者、ロケコーディネーター、配給会社、衣装管理、ヘアメイクという職業を知ることが大切だというを熱く語ったわけです。
そして、難しい話を続けるとどうせ飽きるだろうからと、実際に私も好きな鬼滅の刃の話(鬼殺隊だって、鬼を殺す隊士だけじゃなく、後始末をする「隠」、治療をする人、刀を研ぐ人、様々な職業から成り立っていることを話ました(笑))をしたり、ワンピースの話をしたりと、中学生相手というのは、「お金を払って、一定の法律のテーマを聞き勉強しに来た人たち」と異なり、興味を持たせるのが大変だということを実感しました。これを毎日やってる教職員の先生方には頭が上がりません。
最後は、「では、先生に感謝をして拍手を」といった“押しつけ拍手”ではなく、自然と拍手が沸いたので、それなりにツボにはまった話ができたと考えております。
私も、ホント、貴重な経験でしたわ。